Nano Banana 2.1が登場|画像1枚の単価はほぼ半額、旧モデルは廃止予定(停止日は未発表)【画像生成で副業する会社員向け・2026年10月】

Google の画像生成モデル「Nano Banana 2.1」が2026年10月6日に公開されました。Gemini API の料金ページで確認できた単価は、1K画像1枚あたり約0.0336ドルで、前のモデル(約0.067ドル)のほぼ半額。一方で入力の単価は3倍に上がっています。前のモデル gemini-3.1-flash-image は廃止予定とされていますが、停止日は未発表です(2026年10月9日時点)。バナー・サムネ・チラシを画像生成で作っている会社員が、今のうちにやっておくことを公式情報だけで整理しました。
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画像1枚あたりの単価が、ほぼ半分になりました。 Google が2026年10月6日に公開した画像生成モデル「Nano Banana 2.1」の話です。
20代後半・会社員の ユウト です。バナーやサムネ、チラシの下書きを画像生成AIで作っている人にとって、1枚の単価は原価そのものです。半分になるなら、うれしいニュースに見えます。
ただ、公式の料金ページを開いてみると、安くなったのは「出力」の部分だけで、「入力」の単価は上がっていました。 それに、前のモデルは廃止予定とされています(停止日は未発表)。この記事では、画像生成を副業に使っている会社員が今のうちに確認しておくことを、公式ページに書かれていることだけで整理します。
- Nano Banana 2.1 で何が変わったか(公式のモデルカードより)
- 料金の比較:画像1枚あたりは約半額、ただし入力単価は3倍
- 前のモデル gemini-3.1-flash-image が廃止予定になった話(停止日は未発表)
- 副業での原価の考え方と、今のうちにやっておくこと
- 事実は、2026年10月7日に Google の公式ページ(Gemini API のドキュメント・料金ページ・廃止予定のページ、Google DeepMind のモデルカード)で確認できたものだけを使います。前のモデルの停止日については、2026年10月9日に廃止予定のページを確認し直した内容に合わせています
- 使ってみた感想や、画質の良し悪しは書きません。 公開から1日なので、比べられるほど作っていないからです
- 金額はドルのまま書きます。円に直すと、為替でずれるためです
1. Nano Banana 2.1 とは:Gemini の画像生成モデルの新版
Nano Banana は、Google の Gemini で画像を作ったり、手持ちの画像を会話しながら直したりするためのモデルの呼び名です。今回の 2.1 は、Nano Banana 2 の更新版にあたります(Gemini API のドキュメントより)。
- 公開日:2026年10月6日(Google DeepMind のモデルカード)
- API で指定するモデル名:
gemini-nano-banana-2.1 - 使える場所: Gemini アプリ・Google AI Studio・Gemini API・Google 検索の AI モード・Google 広告・Google Flow・Google Stitch
- 出力の大きさ: 1K(標準)・2K・4K
- 主な更新点: 画質と写実感の向上/横長・パノラマの比率で出ていた継ぎ目の修正/文字や図解(インフォグラフィック)の配置の正確さの向上
- 参考画像: 最大14枚まで渡せる(人物は4人まで、物は10個まで、見た目をそろえやすい)
- 縦横比: 1:4・4:1・1:8・8:1 といった細長い比率にも対応
(出典:Google DeepMind「Nano Banana 2.1 - Model Card」/Gemini API ドキュメント「Gemini Nano Banana 2.1」/いずれも2026年10月7日閲覧)
副業で気になるのは、文字と図解の正確さと参考画像を使った見た目のそろえ方だと思います。バナーやチラシは文字が入るのが当たり前ですし、お店のロゴや商品の見た目をそろえて何枚も作る場面も多いからです。
- 小さい文字・長い文章・ページ全体の文字は、まだ崩れやすい(特に1K では、ぼやけることが多いと書かれています)
- 入力した画像と出力した画像で、人物の見た目がそろわないこともある
(出典:同上のモデルカード/2026年10月7日閲覧)
「文字がきれいになった」と聞くと、チラシの本文までAIに書かせたくなるけど、モデルカード自体が「小さい文字や長い文章は苦手」って書いてるんだよね。見出しだけAI、細かい文字は後から自分で入れる、が今のところ安全だと思う。
2. 料金:画像1枚あたりはほぼ半額、ただし入力は3倍
Gemini API の料金ページに出ていた数字を、前のモデルと並べます。画像1枚あたりの金額は、料金ページに「〜相当」と書かれている目安の値です。
| 項目(標準の料金) | Nano Banana 2.1 | 前のモデル(gemini-3.1-flash-image) |
|---|---|---|
| 1K画像 1枚あたり | 約0.0336ドル | 約0.067ドル |
| 2K画像 1枚あたり | 約0.0504ドル | 約0.101ドル |
| 4K画像 1枚あたり | 約0.0756ドル | 約0.151ドル |
| 入力(100万トークンあたり) | 1.50ドル | 0.50ドル |
| 文字の出力(100万トークンあたり) | 7.50ドル | 3ドル |
| 無料枠(API) | なし | なし |
(出典:Gemini API「料金ページ」/2026年10月7日閲覧)
まとめて処理するバッチという使い方もあり、こちらは標準のさらに半額です。Nano Banana 2.1 のバッチは、1K画像1枚あたり約0.0168ドル、4K画像1枚あたり約0.0378ドルと表示されていました。結果が返ってくるまで待てる作業(下書きの大量作成など)なら、選択肢になります。
具体的に計算するとこうなる
1K画像を100枚作る場合の、出力部分だけの目安です。
- Nano Banana 2.1:0.0336ドル × 100枚 = 約3.36ドル
- 前のモデル:0.067ドル × 100枚 = 約6.70ドル
ここに入力の料金が加わります。指示文だけなら入力は小さいですが、参考画像を何枚も渡す使い方だと入力が増えます。入力の単価は3倍になったので、参考画像を多く使う人ほど「半額」からは遠くなります。実際にいくらかかったかは、数枚作ってから Google AI Studio の利用状況で確かめるのがいちばん確実です。
1枚の原価 = 出力の単価 + 入力の料金
本当の原価 = 1枚の原価 × 作り直しの回数
画像は1回で決まることのほうが少ないです。「使える1枚」を出すまでに何枚作ったかを数えておくと、単価の差よりも作り直しの回数のほうが効いていることに気づけます。
ツールの月額や従量課金をどこまで払うかの考え方は、AI副業のツール月額はいくらまで払うかでも整理しています。
3. 前のモデルは廃止予定(停止日は未発表)
いずれ対応が必要になるのは、こちらです。
- 廃止予定のモデル:
gemini-3.1-flash-image(Nano Banana 2) - 停止日:未発表(ページの表記は「No shutdown date announced」)
- 移行先として案内されているモデル:
gemini-nano-banana-2.1
(出典:Gemini API「廃止予定のモデル一覧」「更新履歴」/2026年10月9日閲覧)
公開時(10月7日)は、停止日を「2026年10月29日」と書いていました。10月9日に廃止予定のページと更新履歴を確認し直したところ、停止日は「未発表」と表示されていたため、記事を公式の表記に合わせて直しました。
対象になるのは、主に Gemini API を自分で呼び出している人です。たとえば、次のような使い方をしている場合です。
- Dify や n8n などの自動化ツールで、画像を作る手順にモデル名を直接書いている
- 自作のスクリプトで、バナーの下書きをまとめて作っている
- 外注先や知り合いに作ってもらった仕組みの中で、画像生成を使っている
停止日が決まって、その日を過ぎると、前のモデル名のままでは動かなくなる見込みです。いつ発表されるかは分かりません。 今すぐ止まるわけではありませんが、時間のある週末に切り替えておくと安心です。停止日が発表されていないか、廃止予定のページをときどき見ておいてください。
自動化って、動いているあいだは中身を忘れがちなんだよね。モデル名がどこに書いてあるか、今のうちに一度だけ探しておくと、停止日が発表されたときに慌てなくて済むよ。
自動化ツールそのものの選び方は、Difyで作る非エンジニア向けAI副業ツール5選|n8nとの使い分けにまとめています。
4. 副業での使いどころと、気をつけたいこと
ここからは、公式の機能説明から考えた使いどころの推測です。実際の出来は、自分で数枚作って確かめてください。
使いどころ(推測)
- バナー・サムネの下書きを、比率違いでまとめて作る:細長い比率に対応したので、横長のヘッダー画像や縦長のバナーの下書きに使いやすくなった可能性があります
- お店の商品やロゴの見た目をそろえる:参考画像を最大14枚渡せるので、同じ商品を別の背景で何枚か作る、といった使い方
- 図解の下書き:インフォグラフィックの配置の正確さが上がったと書かれているので、説明用の図のたたき台に
気をつけたいこと
- 細かい文字は後から入れる:モデルカード自体が、小さい文字や長い文章は苦手と書いています。店名・電話番号・価格など間違えてはいけない文字は、デザインツールで自分で入れるほうが確実です
- 納品する画像の使い方の条件は、利用規約を自分で読む:この記事では、商用利用の条件について断定していません
- 安くなったのは全員同じ:1枚の原価が下がっても、それで選ばれるわけではありません。お店の情報の整理や、案の選び方のほうで差をつける形にしておくと長持ちします
画像生成でバナーやチラシの仕事を受ける流れそのものは、AIで作るバナー・チラシ制作の副業|受注フローにまとめています。
5. 今のうちにやっておくことチェックリスト
- 自分の仕組みに
gemini-3.1-flash-imageが書かれていないか探す(自動化ツール・スクリプト・外注した仕組み) - 見つかったら
gemini-nano-banana-2.1に書き換えて、数枚作って出来上がりを確かめる - 入力も含めた1枚の原価を、AI Studio の利用状況で一度だけ測る
- 見積もりに画像生成の原価を入れている人は、新しい原価で計算し直す(ただし値下げ分をそのまま値引きに回す必要はない)
- 文字入りの画像は、細かい文字を後から入れる手順にしておく
6. 今回、確認できなかったもの
- Gemini アプリのどのプランで、何枚まで作れるか:モデルカードに提供先として Gemini アプリが載っていることは確認できましたが、プランごとの上限は確認できませんでした
- 前のモデルがいつ停止するか:廃止予定のページでは「停止日は未発表」でした
- 参考画像1枚が入力として何トークンに数えられるか:入力の料金がどれだけ増えるかは、使い方次第です
- 生成画像に入る目印(透かし)や商用条件の細かい扱い:今回確認したページには、まとまった記載がありませんでした
まとめ
- Nano Banana 2.1 は2026年10月6日公開。Gemini アプリ・AI Studio・Gemini API・検索の AI モードなどで提供
- 画像1枚あたりの単価はほぼ半額(1K で約0.0336ドル、前のモデルは約0.067ドル)。ただし入力の単価は0.50ドル→1.50ドル(100万トークンあたり)に上昇
- Gemini API の無料枠はなし。まとめて処理するバッチなら標準のさらに半額
- 前のモデル
gemini-3.1-flash-imageは廃止予定、停止日は未発表(2026年10月9日時点)。自動化ツールやスクリプトのモデル名は早めに書き換えておく - 小さい文字・長い文章はまだ苦手とモデルカードに明記。間違えられない文字は自分で入れる
画像生成の単価は、数ヶ月で普通に半分になります。だから覚えておきたいのは金額そのものより、「1枚の原価 × 作り直しの回数」で自分の原価を出す式のほうです。その式さえ持っていれば、次にどのモデルが出てきても、同じやり方で比べられます。
最初の半年、ほぼ全部失敗した理由のひとつは、道具が変わるたびに使い方を一から覚え直していたことでした。道具は入れ替わる前提で、自分の手順と計算式のほうを残していく。今回のような更新は、その手順を見直すちょうどいいきっかけだと思います。
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動画生成の料金の比べ方は、Sora APIが9月24日で停止|動画生成AIの乗り換え先を料金で比べるで同じ考え方を使っています。Google の任せっぱなし型のAIについては、Gemini Sparkとは?もどうぞ。
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それでは、また別の記事で。
―― ユウト
出典(廃止予定のページと更新履歴は2026年10月9日、それ以外は2026年10月7日閲覧)
- Google DeepMind「Nano Banana 2.1 - Model Card」:https://deepmind.google/models/model-cards/nano-banana-2-1/
- Gemini API ドキュメント「Gemini Nano Banana 2.1」:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/models/gemini-nano-banana-2.1
- Gemini API 料金ページ:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/pricing
- Gemini API 廃止予定のモデル一覧:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/deprecations
- Gemini API 更新履歴:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/changelog
※本記事の料金・仕様・提供条件は、2026年10月7日に Google の公式ドキュメント・料金ページ・廃止予定のページ・Google DeepMind のモデルカードで確認した内容です(前のモデルの停止日は、2026年10月9日に廃止予定のページと更新履歴で確認し直しました)。画像1枚あたりの金額は料金ページに記載された目安で、実際の請求は入力の量などで変わります。副業での使いどころは公式の機能説明からの推測で、実際の出来を保証するものではありません。AIサービスの料金・提供条件・停止日は短期間で変わります。利用・契約の前に必ず公式ページをご確認ください。本記事は一般的な情報提供であり、特定のサービスの利用を推奨・保証するものではありません。成果には個人差があります。
この記事を書いた人
ユウト
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