インボイスで単価の相談をされたら|免税の副業が返信文をAIで作る文例3つ

2026年10月からインボイスの経過措置が7割控除になり、取引先から「単価を相談したい」と連絡が来ることがあります。免税事業者のまま副業で受注している会社員向けに、即答せずに返すための返信文例3つと、AIに下書きを作らせる指示文をまとめました。税の判断ではなく「返事の書き方」に絞った記事です。
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この記事は、取引先とのやりとりで使う返信文の書き方をまとめたものです。インボイス登録をするかどうか、税金がいくらになるかといった税の判断については扱いません。個別の判断は、必ず税理士または所轄の税務署にご確認ください。
「10月以降の単価について、一度ご相談させてください」
こんなメールが届いて、手が止まった人もいると思います。20代後半・会社員の ユウト です。
2026年10月1日から、インボイスの経過措置が8割控除から7割控除になりました。免税事業者のまま副業で受注していると、取引先の側では控除できる金額が少し減るので、単価の話が出てくることがあります。
制度の中身はインボイスの経過措置が10月から7割控除にの記事にまとめたので、この記事では**「じゃあ、なんて返せばいいのか」**だけに絞ります。
- 返信を書く前に、手元にそろえておく3つの数字
- そのまま直して使える返信文例3つ
- 返信文の下書きをAIに作らせる指示文
- 送る前に自分の目で確かめる5つのこと
1. 返信の前に、手元にそろえる3つ
いきなり文章を書き始めると、相手のペースに飲まれます。先にこの3つをメモしておくと、どの文例を使うかも自然に決まります。
- 相手の負担がいくら増えたか(例:税込11万円の案件なら、控除できる額が8,000円→7,000円で、差は1,000円)
- 相手が何を求めているか(値下げなのか、インボイス登録の有無の確認なのか、まだ分からないのか)
- 自分が譲れる線(単価・納期・作業範囲のどれなら動かせるか)
1つ目の計算のしかたは、制度の記事に式を載せています。正確な金額は相手の計算方法によって変わるので、**「話の大きさをつかむための目安」**として持っておけば十分です。
私も先日、受注先の担当の方に「10月から何か変わりますか?」と聞かれました。そのときは返事を急がず、まず数字をメモして、翌日にメールで返しています。1日空けるだけで、だいぶ落ち着いて書けるんだよね。
2. 返信文例3つ
どれも「○○」の部分を自分の状況に置き換えて使ってください。3つとも、その場で値下げに応じるとも断るとも書いていないのがポイントです。
文例1:まず持ち帰る(相手の意図がまだ分からないとき)
○○様
いつもお世話になっております。○○です。
10月以降の単価についてのご連絡、ありがとうございます。
確認のため、2点教えていただけますでしょうか。
・ご相談の内容は、単価の見直しのご希望でしょうか。
それとも、私がインボイス発行事業者かどうかのご確認でしょうか。
・見直しをご希望の場合、対象となる案件と、適用を考えている時期を
お知らせいただけますと助かります。
内容を確認したうえで、○月○日までにお返事いたします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
相手が何を求めているか分からないまま答えると、話が勝手に「値下げ前提」で進みがちです。最初の返信は質問だけにして、相手の希望をはっきりさせます。
文例2:今の単価のまま続けたいとき(数字を添える)
○○様
いつもお世話になっております。○○です。
単価についてのご相談、ありがとうございます。
私は現在、インボイス発行事業者の登録をしておりません。
10月からの経過措置の見直しにより、御社のご負担が増える点は承知しております。
私の手元の概算では、税込○○円の案件1件あたり、
控除できる額の差はおよそ○○円と考えております。
そのうえで、作業の質と納期はこれまでどおり守りますので、
今の単価のまま続けさせていただけないか、ご相談させてください。
認識に違いがありましたら、ご指摘いただけますと幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ポイントは、相手の負担が増えたことを先に認めてから、数字を添えることです。「概算」「認識に違いがあれば」と書いておくと、計算方法が相手と違っていても角が立ちにくくなります。
文例3:条件を一緒に決めたいとき(書面に残す)
○○様
いつもお世話になっております。○○です。
先日の単価のご相談について、ご検討ありがとうございました。
認識をそろえるため、変更内容を以下のとおり整理しました。
・対象の案件:○○
・変更後の単価:○○円(税込/税抜を明記)
・適用の開始日:○月○日のご依頼分から
・その他の条件:○○(納期・修正回数など)
この内容でよろしければ、ご返信にてご確認いただけますと幸いです。
相違がありましたら、お手数ですがご指摘ください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
話し合いで条件が変わるときは、対象・単価・開始日の3点を必ず文字に残します。単価だけを動かすのではなく、納期や修正回数など作業の範囲も一緒に見直せないかを書き添えるのも1つの手です。
文例の中の「登録しておりません」は、事実をそのまま伝える一文です。登録するかどうかを決める文ではありません。登録を考えている場合や、一方的に減額されて納得できない場合は、送る前に税理士・税務署、または公的な相談窓口に相談してください。
3. 下書きはAIに作らせる:指示文の例
文例をそのまま使うより、相手のメールに合わせてAIに下書きさせ、自分で直すほうが早くて自然です。ChatGPT でも Claude でも使えます。
あなたは、フリーランスの取引メールを丁寧に整える編集者です。
下の「相手からのメール」に返信する下書きを作ってください。
【私の状況】
・副業で、取引先から記事作成などを受けている個人
・インボイス発行事業者の登録はしていない
・今回の返信の目的:(例:まず質問して持ち帰る/今の単価で続けたいと伝える/決まった条件を書面で確認する)
・相手の負担増の概算:(例:税込○○円の案件1件あたり、控除できる額の差はおよそ○○円)
・譲れる条件:(例:納期は調整できるが、単価は今のまま続けたい)
【守ってほしいこと】
・値下げに応じる、または断ると言い切らない
・相手の負担が増えた点に触れてから、こちらの希望を書く
・税金の判断や計算の正しさについては書かない
・ですます調で、400字以内
・社名と名前は○○のままにする
【相手からのメール】
(ここに相手のメールを貼る。社名・担当者名・金額は○○に置き換える)
出てきた下書きは、数字・日付・言い回しを必ず自分で読み直してから送ります。AIは丁寧な文を作るのは得意ですが、こちらの事情や相手との関係までは分かりません。
AIに頼むのは「整える」ところまで。何を求めて、どこまで譲るかを決めるのは自分なんだよね。そこを任せると、丁寧なだけで中身のない返信になっちゃう。
4. 送る前に確かめる5つ
- 相手の社名・担当者名・金額を、○○から本当の内容に戻したか
- 値下げに応じる/断ると、意図せず言い切っていないか
- 単価に税込・税抜どちらの金額かを書いたか
- 条件が変わる場合、対象・単価・開始日が文字で残っているか
- 税の判断が絡む話(登録するかどうか等)を、確認せずに約束していないか
5. まとめ
- 2026年10月1日から経過措置が8割→7割控除になり、単価の相談が来ることがある
- 返信の前に、相手の負担増の目安・相手の希望・自分が譲れる線の3つをメモする
- 文例は持ち帰る/今の単価で続けたい/条件を書面で確認の3つ。どれも即答しない
- 下書きはAIに作らせて、数字と言い回しは自分で直す。社名や金額は○○に置き換えてから入れる
- 登録するかどうかなど税の判断は、必ず税理士・税務署に確認する
単価の話は、副業をしていれば何度も来ます。毎回ゼロから悩むより、数字をメモして、文例を下敷きに、AIで整える流れを1回作っておくと、次からはずっと楽になります。
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制度の中身や、2割特例・3割特例の年ごとの流れはインボイスの経過措置が10月から7割控除にの記事に、ほかの場面のメール文例はビジネスメールに使っているChatGPTプロンプト10個にまとめています。
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それでは、また別の記事で。
―― ユウト
※本記事は情報提供を目的としたものであり、税務・法務に関する助言ではありません。文例は一般的な書き方の例で、個別の取引での結果を保証するものではありません。インボイス制度の内容は国税庁の公表情報(令和8年度税制改正)に基づいています。実際の判断にあたっては、必ず税理士または所轄の税務署にご確認ください。
この記事を書いた人
ユウト
AIに代わりに働かせて自分の人生を取り戻す、をテーマに発信中。ChatGPT・Claude・Notion AI 活用で『自分が作業しない副業』を実装。
「ユウト」は編集部が運営するキャラクターです。体験談や数字の例には創作・仮定を含みます(収益を保証するものではありません)。

