【2026年9月版】この夏のAIニュースを副業視点で全部まとめ直す|6〜8月の8本

Claude Fable 5の停止と復活、GPT-5.6の一般提供、Claude Opus 5、Cowork のWeb/モバイル対応、Gemini Spark の20ドル帯開放、ChatGPT無料版の無制限化、Atlas終了、Sora 2 APIの停止予告。2026年6〜8月に実際に起きたAIニュース8本を、20代会社員のユウトが「副業にどう効くか」だけに絞って整理しました。全項目に公式発表の出典つきです。
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【2026年9月版】この夏のAIニュースを副業視点で全部まとめ直す|6〜8月の8本
先に白状します。この連載、3か月以上サボりました。
【2026年5月版】最近のAIニュース、副業視点で見るとここが熱い を書いたのが5月21日。あのとき「月1ペースで更新していく予定です」と自分で書いておきながら、6月・7月・8月と丸ごと飛ばしてしまいました。理由は単純で、実録シリーズの検証(AIカバー制作や音楽配信)に時間を全部持っていかれたからです。言い訳のしようがありません。
ただ、サボっている間にAI業界の方が盛大に動いていました。モデル名は3社とも入れ替わり、無料版のルールが変わり、製品がひとつ終わり、もうひとつ終わる予告が出ています。 5月号の内容で止まっている人は、前提がだいぶズレているはずです。
なので今回は、2026年6月1日〜8月31日の3か月分を、8本にまとめて一気に取り返す回にします。
月1でやるって言ったのにね……。でも3か月まとめて並べたら、1本ずつ追ってたときには見えなかった「3社が同じ方向に動いてる」って流れがはっきり見えたので、結果オーライってことにさせてください。
この記事のルール(先に書いておきます)
ニュースまとめ記事は、噂やリークを混ぜると一気に読みやすくなります。でも、それをやるとあとで読者が損をするので、今回は自分にルールを課しました。
- 公式発表または信頼できる報道で確認できたものだけ書く(記事末に出典URLを全部並べます)
- 「〜らしい」「〜と噂されている」は書かない
- 各項目に必ず「副業的にどう効くか」を1つ添える(これがないと、ただのニュース転載になるので)
- 数が足りなくても水増ししない
逆に言うと、この記事に書いていないニュースは「私が裏を取れなかったもの」です。SNSで話題になっていた話でも、一次情報にたどり着けなかったものは落としました。
本記事は 2026年9月1日時点 で各社公式サイト・公式ドキュメントから確認できた情報をもとにしています。AIの料金・提供条件・モデル名は月単位で変わるので、契約前には必ず各社の公式ページで最新情報をご確認ください。
この夏の8本(先に一覧で)
細かい話に入る前に、全体像だけ先に置いておきます。忙しい人はここだけでもOKです。
| # | 時期 | 出来事 | 副業への効き方 |
|---|---|---|---|
| 1 | 6/12〜7/1 | Claude Fable 5 が停止 → 復活 | ★★★ 依存リスクが現実になった |
| 2 | 7/9 | GPT-5.6(Sol/Terra/Luna)一般提供+API値下げ2回 | ★★ 用途別に3段構えへ |
| 3 | 7/7 | Claude Cowork がWeb・モバイルへ | ★★★ 端末を閉じても作業が進む |
| 4 | 6/30・7/24 | Claude Sonnet 5 と Opus 5 が登場 | ★★ 上も下も同時に更新された |
| 5 | 7月 | Gemini Spark が月20ドル帯へ | ★★ 常駐エージェントの普及フェーズ |
| 6 | 7/21・8/13・8/27 | Gemini の Flash 世代が連続更新 | ★★ 量産系の単価が下がる |
| 7 | 8/6 | ChatGPT 無料版のテキストが無制限に | ★★★ 入口のハードルが消えた |
| 8 | 8/9・9/24 | Atlas 終了/Sora 2 API 停止予告 | ★★ 畳む判断も同じ速度で来る |
この記事の公開後、9月3日に OpenAI が GPT-6 Astra のシステムカードを公開し、9月4日から順次展開が始まりました。ただしこれは置き換えではなく上乗せで、Plus・Pro の既定モデルは引き続き GPT-5.6 Sol、無料版と Go は Luna のままです。副業視点での「変わること・変わらないこと」は GPT-6 Astra が出た。副業視点で変わること・変わらないこと に分けて書きました。
1|Claude Fable 5、公開3日で停止 → 7月1日に復活(6月)
この夏いちばん肝が冷えたニュースです。
Anthropic の最上位モデル Claude Fable 5 は2026年6月9日に公開されましたが、わずか3日後の6月12日、米国政府の輸出管理措置を理由にアクセスが停止されました。Anthropic は公式に経緯を出していて、それによると規制は 6月30日に解除され、7月1日から世界のユーザーに提供が再開されています。Pro / Max / Team などのプランでは、7月7日までは週間利用上限の50%までという段階的な開放でした。
つまり約3週間、最上位モデルが使えない期間があったわけです。
副業的にどう効くか
「使えなくなる」は、値上げより先に来るということが証明されました。
私自身はこのとき無傷でした。理由は運が良かっただけで、Fable 5 を「これから使う予定だっただけ」で、納品ワークフローを乗せていなかったから。もし当時メインの記事制作ラインを Fable 5 に固めていたら、6月の納期はまるごと吹き飛んでいたはずです。
ここから学べる備えは1つだけ。同じ作業を、別のモデルでも回せる状態にしておくこと。 経緯の詳細は Claude Fable 5、公開3日で利用停止→3週間で復活、備え方は 使っていたAIが急に使えなくなったら?副業を"モデル依存"にしない分散術 に書いたので、まだの人はそちらもどうぞ。
値上げなら「払うかやめるか」を自分で選べます。でも規制による停止は、ユーザー側に選択肢がゼロです。しかも予告なしで来ます。副業の収益導線を1社1モデルに固定するのは、思っているよりリスクが高い、というのが今回の教訓でした。
2|GPT-5.6(Sol / Terra / Luna)が7月9日に一般提供(7月)
OpenAI は2026年7月9日、GPT-5.6 シリーズを一般提供しました。特徴は3層構成になったことです。
- Sol:フラッグシップ。複雑な推論・コーディング・長時間のエージェント作業向け。ChatGPT Plus / Pro の標準モデル(Pro は Sol Pro)
- Terra:コストと能力のバランス型。主に API 側で使う位置づけ
- Luna:いちばん速くて安いモデル。無料版と Go の既定モデル
これまでの「最上位1つと軽量1つ」から、用途で3つを持ち替える設計に変わりました。
さらに、この夏はAPI側の値下げが2回入っています。OpenAIの開発者向けチェンジログによると、7月30日に Luna が80%・Terra が20%の値下げ、8月21日には Sol の入力が20%・出力が33%の値下げ(こちらは2026年11月21日までのプロモーション価格)。APIを直接叩いて作業を自動化している人は、同じ処理のコストが数か月で目に見えて下がったことになります。
副業的にどう効くか
「全部いちばん賢いモデルでやる」のをやめると、体感速度が上がります。
使い分けはこうなりました。タイトル案を30個出す・誤字チェック・短い要約みたいな軽い作業は Luna。構成の設計や、こじれた案件のメール文面みたいな「ここで失敗したくない」場面は Sol。API を叩いて量をこなす処理には、コスト重視で Terra を当てています。
上位モデルは待ち時間が長いので、軽い作業まで最上位に投げていると、単純に作業のテンポが落ちます。3層になったのは、私たちにとっては地味に嬉しい変更でした。
3|Claude Cowork がWeb・モバイルへ(7月7日)
Anthropic は7月7日、Claude Cowork をWebとモバイルに拡大すると発表しました。これまではデスクトップアプリ限定だった機能です。
公式発表で副業者的にいちばん重要なのは、この部分です。
- セッションとファイルがアカウントに保存され、端末をまたいで続きから作業できる
- ノートPCを閉じても作業が続く
- 予約した作業が、どの端末もオンラインでない状態でも実行される
- Claude が自分では決められない判断に当たると、スマホに聞きに来る
ベータはMaxプランから順次、とのことでした。
もう1つ、8月25日にはメモリ機能が刷新され、チャットとCoworkのメモリが統合されました。公式のリリースノートによると、無料・Pro・Maxでは既定でオン(Team・Enterpriseは既定オフ)で、覚えさせている内容は設定画面から編集できます。AIが自分の仕事のクセを覚えていく話は AIが「私のこと」を覚えはじめた2026年 に書いたとおりですが、その流れがまた一段進んだ形です。
副業的にどう効くか
会社員の副業と、いちばん相性が良い変化がこれです。
会社員副業勢の最大の制約は「日中は手が空かない」こと。ここに「端末を閉じても走り続ける」「予約実行できる」が入ると、平日の昼間が死に時間じゃなくなります。
実際に私がやっているのは、朝の出勤前に「今日の副業ネタのリサーチとたたき台づくり」を予約しておいて、帰宅後に結果だけ見る運用です。夜の可処分時間を、ゼロから作る時間ではなく仕上げの時間に使えるようになったのが大きい。
エージェントに任せる作業の選び方は AIエージェント構築代行で月5万円目指す、朝のリサーチ自動化の具体的な組み方は ChatGPT Pulseで朝のリサーチを完全自動化 にまとめています。
「AIが24時間働く」って聞くとSFっぽいけど、実際は"寝てる間に下書きができてる"くらいの話。でも会社員にとっては、この差がめちゃくちゃデカいんだよね。
4|Claude Opus 5 が登場(7月24日)
Anthropic は7月24日に Claude Opus 5 を公開しました。公式発表から、押さえておきたい点を拾うと以下のとおりです。
- API価格は 入力100万トークンあたり5ドル・出力100万トークンあたり25ドル(Opus 4.8 と同額)
- Claude Max の新しい既定モデルであり、Claude Pro で使える最上位モデル
- Claude.ai だけでなく Claude Code や Cowork でも使える
その少し前、6月30日には Claude Sonnet 5 も出ています。こちらは入力100万トークン5ドル…ではなく入力2ドル・出力10ドルの日常づかい向けで、無料プランとProプランの既定モデルになりました。つまりこの夏、Claudeは上(Opus 5)も下(Sonnet 5)も同時に更新されたことになります。
副業的にどう効くか
最上位クラスが、月20ドルのProプランで触れる位置に降りてきたのが実質的な意味です。
「最上位モデルを使うには月100ドルのプランが必要」だと、副業を始めたばかりの人にはさすがに重い。それが Pro でも最上位が使える構成になったので、入口の投資額は据え置きのまま、品質だけ上がった格好です。
実感としては、長い記事の構成づくりと、資料PDFを読ませてから書かせる作業でいちばん差が出ました。ここは元から Claude が強い領域なので、素直に上積みされた感じです。
📘 ぼくが作業しないAI副業の教科書
未経験の20代会社員がAIに代わりに働かせて、12ヶ月で月100万円に届いた全工程
本文25,000字+特典8点(プロンプト30選・配布GPTs・Notionテンプレほか)/980円
5|Gemini Spark が月20ドル帯に降りてきた(7月)
Google の常駐型AIエージェント Gemini Spark が、7月に対象を広げました。Google公式の「7月のAIアップデート」まとめには、Spark の展開と、ログイン状態を使って複雑なWeb上の用事を代わりに片づけるという説明が載っています。報道ベースでは、米国では月20ドルの Google AI Pro 加入者まで開放され、月100〜200ドルの AI Ultra 加入者には各国へ(欧州経済領域・スイス・英国など一部地域を除く)という段階でした。
Spark の展開について、「何月何日に、どの国のどのプランまで」を特定できる公式発表は見つけられませんでした(Google公式は月次まとめでの言及、Geminiアプリのリリースノートには6〜8月の該当記述なし)。ネット上には「7月末に全世界のAI Proへ」という情報も出回っていますが、本記事では確認できた範囲だけを書いています。ご自身が使えるかどうかは、Geminiアプリ内の表示でご確認ください。
副業的にどう効くか
Cowork と同じ「常駐エージェント」の流れですが、こちらは Gmail や Google ドキュメントと地続きという点が違います。
副業の連絡がGmail中心の人(私もそうです)にとっては、メールの下読みと下書きを任せられるのが実利です。ただし、クライアントへの返信をそのまま自動送信させるのは絶対にやめた方がいい。下書きまでで止めて、送信は必ず自分の指で押しています。ここは事故ったときのダメージが大きすぎます。
6|Gemini の Flash 世代が3か月で2回更新+動画モデルがGAに(7〜8月)
Google の公式APIチェンジログを見ると、この夏の Gemini 側の動きは駆け足でした。
- 7月21日:Gemini 3.6 Flash と Gemini 3.5 Flash-Lite が正式提供(GA)に。トークン効率とコード・エージェント計画性の改善
- 8月13日:Gemini 3.7 Flash が登場。ソフトウェア開発・Web制作・エージェント用途を強化。2026年12月31日までの導入価格あり
- 8月27日:動画生成の Gemini Omni Flash が正式提供(GA) に。動画の延長・補間・解像度指定に対応
Geminiアプリ側でも、7月21日に 3.6 Flash が全世界のユーザーに提供されています。
副業的にどう効くか
「安い方のモデル」が3か月で2回強くなった、というのがポイントです。
副業でAIを使うとき、コストが効いてくるのは最上位モデルではなく、量をこなす方です。SNS投稿を毎日20本、商品説明文を100件、みたいな量産系の作業は、Flash クラスの品質と価格で採算が決まります。ここが継続的に改善されているのは、単価の安い案件を数でこなす戦い方をしている人には追い風です。
動画側の Omni Flash がGAになって延長・補間まで対応したのも見逃せません。縦ショート動画での使い方は Gemini Omni Flashで縦ショート動画を量産する副業ガイド に書いていますが、あの記事を書いた6月時点はプレビュー版でした。正式版になった今の方が、仕事に使う前提では安心して触れます。
7|ChatGPT 無料版のテキストチャットが無制限に(8月6日)
これは初心者にとっていちばん大きいニュースかもしれません。
OpenAI は2026年8月6日、無料ユーザーと Go ユーザーの日常的なテキストチャットを無制限にすると発表しました。あわせて、無料・Go の既定モデルが GPT-5.6 Luna になり、じっくり考えさせたいときに押せる 「Think」ボタンが使えるようになっています。
ただし重要な但し書きがあって、ファイル・画像・音声・画像生成には引き続き別の上限が残ると明言されています。「何もかも無制限」ではありません。
副業的にどう効くか
「まず無料で試す」の説得力が一段上がりました。
よく相談されるのが「AI副業を始めたいけど、月3,000円払う価値あるか分からない」という悩みです。この発表以降、その答えは明快になりました。テキストで完結する練習は、無料で好きなだけやってください、です。
課金を検討するタイミングは、上限に当たったときでいい。具体的には、クライアントの資料PDFを読ませる、画像を作る、音声を扱う——このあたりに手を出し始めたら、それが課金のサインです。逆にいえば、そこに到達する前に課金しても、金額分は使い切れません。
各社のプラン比較は ChatGPT vs Claude vs Gemini 2026比較 を2026年8月末時点の内容に更新済みなので、そちらを見てもらうのが早いです。
無料枠が広がると「じゃあ有料の人は損?」と思われがちですが、逆です。入口が広がると母数が増え、その中で"ちゃんと納品できる人"の希少価値が上がります。無料で触れる人が増えるほど、仕上げまでやりきれる人の単価は守られます。
8|終わったもの2つ:Atlas(8月9日)と Sora 2 API(9月24日)
新機能の話ばかりでしたが、畳まれた話も同じ速度で起きています。
ChatGPT Atlas(OpenAI のブラウザ)は、2026年8月9日に稼働を終了しました。OpenAI は「Atlas で学んだことを ChatGPT 本体のブラウザ体験に取り込む」という方針を出していて、ブックマークなどのデータは利用者が自分で退避させる必要がありました(この件はOpenAIの公式ヘルプに解説がありますが、外部からページを直接確認できなかったため、本記事では報道ベースの扱いにしています)。
もう1つ、Sora 2 と Videos API は2026年9月24日にAPIから削除されます。これはOpenAIの公式Deprecationsページに明記されていて、対象は Videos API / sora-2 / sora-2-pro などのモデル。開発者への通知は3月24日に出ており、アプリ・Web版は4月26日に終了済みです。代替として推奨されるモデルは示されていません。
副業的にどう効くか
「ツールが終わる前提で、乗り換え先を1つ持っておく」に尽きます。
Sora の件は Sora終了で私が乗り換えた動画生成AI 3選 に書いたとおり、私は早めに Runway / Kling AI / Midjourney に散らして無傷でした。一方で、Atlas をメインブラウザにしていた人は8月に強制的に引っ越しです。
副業で使うツールを選ぶときの基準に、1つ足しました。「これが来月終わったら、自分の作業は止まるか?」。止まるなら、その時点で分散を考えます。今年に入って、この問いが空想じゃなくなりました。
3か月分を並べて見えた、3つの流れ
8本を時系列で並べると、個別ニュースでは見えない流れが3つ出てきます。
① 3社そろって「常駐エージェント」に寄せている
Claude Cowork の端末非依存化、Gemini Spark の対象拡大、そして OpenAI が Atlas を畳んでエージェント機能を本体に統合した動き。バラバラの話に見えて、方向は完全に一致しています。「質問して答えをもらう道具」から「留守中も動いてくれる相手」へ、というのがこの夏の総括です。
② 「無料枠の回数」で比べる時代がほぼ終わった
ChatGPT 無料のテキスト無制限化で、「無料は月何通まで」という比較軸が崩れました。これからの差はツール系(ファイル・画像・音声)の上限に移ります。プランを選ぶときに見る場所が変わった、ということです。
③ 「止まるリスク」が具体的な数字になった
Fable 5 の約3週間、Atlas の終了、Sora 2 API の停止予告。今年の夏だけで3件です。私は「AIツールは増える一方」だと2年くらい思い込んでいましたが、この夏で認識を改めました。増えるし、同じくらい減ります。
- 3社とも「任せておく相手」の方向に舵を切った
- 無料の入口が広がり、比較軸は"回数"から"ツール系の上限"へ移った
- ツールは終わる。乗り換え先を1つ持っておくのが前提になった
今日からできる、小さな3つの行動
ニュースを読んだだけでは1円も増えないので、いつもどおり持ち帰り用の行動だけ置いておきます。
① 使っているモデル名を、今の世代に上書きする(5分)
3社とも名前が変わりました。5月時点の知識で止まっている人は、選択画面で古いモデルを選び続けている可能性があります。今日ログインして、選択肢の一番上に何が並んでいるかだけ確認してください。5分で終わります。
② 「これが来月終わったら困るツール」を1つ書き出す(10分)
Fable 5・Atlas・Sora の件で分かったとおり、停止は予告なく来ます。自分の作業が止まる急所を1つだけ特定して、代替案をメモしておく。それだけで、次に何か止まったときの復旧速度が変わります。
③ 予約実行を1つだけ試す(15分)
Cowork でも Spark でも、使っているツールで構いません。「明日の朝までに、このテーマのリサーチをまとめておいて」を1回だけ仕込んでみる。会社員の副業は、日中に手が動かないことが最大のボトルネックなので、ここが変わると効きます。
よくある質問(FAQ)
Q. 3か月分をまとめて読むメリットって何かある?
むしろまとめ読みの方が向いている、というのが私の結論です。1本ずつリアルタイムで追いかけていると「新しいモデルが出た」で終わってしまいますが、3か月分を並べると各社が同じ方向に動いていることが見えてきます。今回でいえば、3社とも「その場で答える道具」から「留守中も動いてくれる相手」に寄せてきた、という流れがはっきり出ました。追いつけなくても焦らなくて大丈夫です。
Q. 無料版のChatGPTが無制限になったなら、課金はもう不要?
テキストのやりとりだけで完結する人なら、かなり戦えるようになりました。ただしファイル・画像・音声には引き続き別の上限が残ると明言されています。副業の実作業では資料を読ませる場面が必ず出てくるので、そこで上限に当たります。「勉強と壁打ちは無料で十分、納品物を作り始めたら課金」が現実的なラインです。
Q. モデル名が3社とも変わったけど、全部覚え直す必要ある?
覚え直す必要はありません。大事なのは名前ではなく「自分の作業のどの工程に、どのモデルを当てるか」です。最低限「各社の最上位はこれ、日常用はこれ」の2つだけ把握しておけば十分です。私は月初に公式ページで名前だけ上書きしています。ベンチマークの数字は追っていません。
Q. Fable 5 が急に止まった件、副業者はどう備えればいい?
「1つのモデルに納品ワークフローを全乗せしない」に尽きます。約3週間の停止期間があったわけですが、同じ作業を別のモデルでも回せる状態にしておけば、被害は"少し手間が増える"で済みます。プロンプトを1社の書き方に最適化しすぎないのも地味に効きます。
Q. エージェント機能(Cowork や Spark)は副業で本当に使える?
「人がやると退屈だけど、止まると困る作業」から任せるのが正解だと思っています。私は朝のリサーチと事実チェックのたたき台づくりを任せています。逆に、クライアントに出す最終成果物をまるごと任せるのはまだ怖いです。品質のブレを自分で見抜けないと、謝るのは自分なので。成果には個人差があります。
まとめ:3か月空けても、取り返せます
長くなったので最後に整理します。
- Claude Fable 5 は6月に3日で停止し、7月1日に復活。依存リスクが現実になった夏でした
- GPT-5.6 は3層構成に。軽い作業を最上位に投げるのをやめると作業が速くなります
- Claude Cowork はWeb・モバイルへ。端末を閉じても予約作業が走るのは会社員副業と好相性
- Claude Sonnet 5(6/30)と Opus 5(7/24) で、最上位クラスが Pro プランの射程に
- Gemini は Spark の対象拡大と Flash 世代の連続更新で、量産系のコスパが改善
- ChatGPT 無料版のテキストが無制限に。入口のハードルがほぼ消えました
- Atlas は終了、Sora 2 API も9月24日で停止。ツールは終わる前提で選ぶ時代です
そして毎回書いていることですが、ニュースを追っているだけでは1円も増えません。この3か月ニュースをまとめられなかったのは、目の前の検証に時間を使っていたからで、それ自体は間違っていなかったと思っています。順序としては、手を動かす方が先です。
成果には個人差があります。ここに書いたのは、あくまで私の副業の現場で「効いてきた」と感じた範囲の話なので、ご自身の作業に翻訳しながら、必要なところだけ持ち帰ってもらえれば嬉しいです。
次はちゃんと月1で出します。それでは、また別の記事で。ユウトでした 👋
今回みたいに空いちゃっても、まとめて追えば取り返せる。だから「もう追いつけない」って思って情報収集ごと投げないでね。月30分で十分間に合います。
参考にしたソース(一次情報)
この記事に書いた事実は、すべて以下のページで確認しています。数字や日付が気になった方は、直接あたってみてください。
- Anthropic「Redeploying Claude Fable 5」(停止と再開の経緯):https://www.anthropic.com/news/redeploying-fable-5
- Anthropic「Introducing Claude Opus 5」(7月24日・価格と提供プラン):https://www.anthropic.com/news/claude-opus-5
- Claude「Cowork on web and mobile」(7月7日):https://claude.com/blog/cowork-web-mobile
- Anthropic「Claude Sonnet 5」(6月30日・無料/Proの既定モデル):https://www.anthropic.com/news/claude-sonnet-5
- Anthropic サポート「Release notes」(8月25日・メモリ機能の刷新):https://support.claude.com/en/articles/12138966-release-notes
- OpenAI「GPT-5.6」(7月9日一般提供):https://openai.com/index/gpt-5-6/
- OpenAI「GPT-6 Astra」(9月3日システムカード公開・9月4日から順次展開/9月9日追記分):https://openai.com/index/gpt-6-astra/
- OpenAI「API changelog」(7月30日・8月21日の値下げ):https://developers.openai.com/api/docs/changelog
- OpenAI「Deprecations」(Sora 2 / Videos API の9月24日停止):https://developers.openai.com/api/docs/deprecations
- OpenAI ヘルプ「Evolving Atlas into ChatGPT for browser-based agentic work」(Atlas終了):https://help.openai.com/en/articles/20001371-evolving-atlas-into-chatgpt-for-browser-based-agentic-work
- Google「Gemini API changelog」(3.6 Flash・3.7 Flash・Omni Flash の各GA日):https://ai.google.dev/gemini-api/docs/changelog
- Google「Gemini Apps release updates」(アプリ側の提供状況):https://gemini.google/release-notes/
- Google「July 2026 AI updates」(Gemini Spark の展開):https://blog.google/innovation-and-ai/technology/ai/google-ai-updates-july-2026/
- TechCrunch(8月6日・無料版のテキスト無制限化):https://techcrunch.com/2026/08/06/openai-brings-unlimited-chatgpt-text-chats-to-free-users/
- Engadget(Gemini Spark の対象拡大):https://www.engadget.com/2222303/google-expanding-access-gemini-spark/
関連記事:ChatGPT vs Claude vs Gemini 2026比較(8月末時点に更新済み)
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この記事を書いた人
ユウト
AIに代わりに働かせて自分の人生を取り戻す、をテーマに発信中。ChatGPT・Claude・Notion AI 活用で『自分が作業しない副業』を実装。

