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AIで動画編集副業、ぼくが『やめた』3つの理由とそれでも残したツール

ニューロユウト
published: 2026.05.08read: ~13min
AIで動画編集副業、ぼくが『やめた』3つの理由とそれでも残したツール

AI動画編集の副業を3ヶ月でやめた20代会社員のリアル。Pictory・Runwayを触り倒したぼくが感じた『単価』『競合』『AIの限界』という3つの壁と、それでも今も使い続けている厳選ツールをまとめました。これから始めたい人への警告つき。

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AIで動画編集副業、ぼくが『やめた』3つの理由とそれでも残したツール

「AIで動画編集すれば、未経験でも月10万いけるらしい」 「Pictoryに記事突っ込むだけで、ショートが量産できる時代」 「Runwayで映画みたいな映像が、誰でも作れる」

——こういう情報を真に受けて、ぼくは去年の冬にAI動画編集副業に飛び込みました。20代後半・会社員のユウトです 👋

結論から書きます。

ぼくは3ヶ月でやめました。

煽りではなく、本当にやめました。月の作業時間とぶつけてみて、ぼくの中ではコスパが合わなかった。今はAIライティング側に完全に振り直しています。

ただ、これは「AI動画編集は絶対稼げない」という話ではありません。今でもちゃんと稼いでいる人はいるし、やり方によっては伸び代もある。ぼくも全部捨てたわけじゃなくて、特定の用途では今も使い続けているツールが3つだけ残っています

この記事では、

  • ぼくがやめた3つのリアルな理由
  • それでも今も残してる3つのツール
  • やめた後にぼくが時間を振り直したこと
  • それでも始めたい人への警告

を、忖度ゼロで書きます。これから始めようか迷っている人にとって、判断材料になれば嬉しいです 🎬

※成果には個人差があります。本記事はぼく個人の体験と観測範囲に基づくもので、特定のツールや手法を否定する意図はありません。AI動画編集で成果を出している方も多くいらっしゃることを前提にお読みください。

結論:ぼくはAI動画編集副業を3ヶ月でやめた

最初に時系列だけ整理しておきます。

  • 1ヶ月目:Pictoryでショート量産。チャンネル開設、テロップ自動化を一通り触る
  • 2ヶ月目:Runwayで「映える素材」を作る方向に切り替え。クライアントワークも1件受注
  • 3ヶ月目:作業時間と入金額のギャップに気づき、撤退を決める

トータルでぶっ込んだ時間は およそ180時間。 入金額は数万円。時給にすると、最低賃金の半分以下でした。

これだけ書くと「下手だっただけでは?」と言われそうですが、おそらく上手な人でも 同じ条件で同じ時期に始めていれば、似たような結果に着地した可能性が高い と思っています。理由は次の章で書きます。

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やる前は「AIなんだから時短になって当然、稼げて当然」と思ってた。でも実際に手を動かして、その思い込みが3つの壁にぶつかって崩れていった。

ぼくがやめた理由①:単価が、想像の半分以下だった

最初の壁は、シンプルに 単価 でした。

クラウドソーシング系のサイトでショート動画編集の案件を眺めていると、相場感はだいたいこんな感じ。

案件タイプ相場(2026年5月時点・ぼくの観測)
ショート動画(30秒)テロップのみ500円〜1,500円
ショート動画(60秒)フル編集1,500円〜3,000円
長尺YouTube(10分)切り抜き3,000円〜5,000円
長尺YouTube(10分)フル編集5,000円〜10,000円

「AIで時短できるから問題ないでしょ」と最初は思っていたんですが、実際にやってみると AIで巻ける時間は、せいぜい全体の30〜40% 。残りは人間が判断して詰める作業です。

AIが速くなった分、相場も下がっている

ここが地味につらいんですが、AIで誰でも速く作れるようになった結果、相場そのものが下がっている という現実があります。

3年前の動画編集の相場と、いまの相場を比べると、同じジャンルでも明らかに低くなっている。これは「AIで時短できるから」という前提が、すでに発注側にも織り込まれているからです。

つまり、AIで2倍速で編集できるようになったとしても、単価が半分になっていたら、時給は変わりません。むしろ案件獲得競争が激化している分、トータルでは目減りすることのほうが多い。

「AIで時短できる=稼ぎやすい」は嘘ではないけど、半分は罠です。発注側もAIの存在を知っているので、価格交渉の主導権はクライアント側にあります。

「単価1円未満」のラインを越えにくい

ライティングの世界には「文字単価1円」みたいな分かりやすい指標があるんですが、動画編集の場合、ぼくの肌感だと 1分あたり1,000円〜2,000円 あたりが、副業として割に合うか合わないかの分岐点でした。

ここを越える案件は、未経験〜半年プレイヤーには基本届きません。届くのは「すでにジャンル特化して数十本納品している人」か「クライアントと長期で組めている人」だけ。

ぼくはここを超えられなさそうだと判断した時点で、続ける気持ちが大きく削られました。

ぼくがやめた理由②:競合が、半年で2〜3倍に増えていた

二つ目の壁は 競合の増加スピード です。

ぼくがAI動画編集に興味を持ったのは2025年の終わり頃だったんですが、本格的に動き出した頃にはすでに、X・YouTube・Instagramのあらゆるところで「AI動画編集で月◯万」「Pictoryでショート量産」「Runwayで映像作品」という発信が大量に流れていました。

「未経験でも始められる」副業はすぐ飽和する

これは動画編集に限らない原則ですが、「未経験でも始められる」と言われた瞬間、半年以内にその市場は飽和する 。AI動画編集はまさにこのパターンに乗っていました。

  • 参入障壁が低い(PCとサブスクだけ)
  • 学習コンテンツが大量にある(YouTubeで無料)
  • 「楽して稼げそう」というイメージで人が集まる

この3条件が揃った副業は、半年〜1年で必ず飽和します。AI動画編集はぼくが始めた時点で、すでにこの飽和フェーズに入っていました。

Sora終了後、状況は逆に悪化した

2026年に入ってからは、Sora後継の動画AIが複数出てきて、「AIで動画を作ること」自体の希少性が消えた ことも大きいです。

「動画AIで何ができるのか」は別記事の Sora終了→今おすすめの動画AI 3選 にまとめていますが、要点だけ書くと、生成AIで素材を作れる人と編集できる人の境目がほぼ消えました。

つまり、「編集スキル」だけで戦える時代は終わり、「企画」「ストーリー」「キャラ」で戦う時代 に入っています。これは編集だけで副業したい人にとっては、かなり厳しいニュースです。

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編集スキル単体で勝負するの、相当ハードな勝ち筋になってきた。AIで作れる動画自体はもう価値が薄くて、誰がどう作ったかのほうに価値が寄ってる。

ぼくがやめた理由③:AIの限界——編集判断は、結局人間がやる

三つ目の壁は、技術的な話。AI動画編集ツールは「作業」は速くするけど、「判断」はできない ということです。

AIが得意なこと・苦手なこと

3ヶ月触り倒した結果、ぼくが出した結論はこれです。

AIが得意AIが苦手(人間がやる)
テロップの自動生成テロップの「決め所」を選ぶ
不要部分のカット候補出しカット後の「リズム」調整
BGM・SE候補のレコメンドシーンごとの感情とのマッチング
素材の自動切り抜き視聴者の理解度を予測した構成
短尺要約「ここで惹きつける」フックの設計

AIは「作業者」としては優秀ですが、「ディレクター」としては全然です。 そして動画編集の本当の価値は、ディレクション側にある。

編集の「最後の20%」が、いちばん時間を食う

ぼくの感覚では、動画編集の作業時間配分はこんなイメージでした。

  • カット・並べ・ベース編集:全体の30%
  • テロップ・字幕:全体の20%
  • BGM・SE:全体の10%
  • 「微調整」と「判断」:全体の40%

AIで巻けるのは前半60%。問題は 最後の40%(微調整と判断) で、ここが視聴維持率や視聴完了率を左右します。

ぼくは案件をこなすうちに、「ここの判断を毎回しないといけないなら、そもそも編集スキル自体が好きじゃないと続かないな」と気づきました。AIに任せられない部分こそが、編集の本質だったんです。

AIは作業を速くするけど、判断はしてくれない。ここを誤解して入ると、「思ってたより楽じゃない」で挫折します。

それでも残した3つのツール

ここまで否定的な話ばかり書きましたが、全部捨てたわけではありません。 ぼくの今の作業環境にも、AI動画系のツールが3つだけ残っています。「副業として全力でやる」ためではなく、「他の副業の補助」として。

残したツール①:Runway(特定シーンの局所利用)

Runway は、AI動画編集の総合ツールとして有名ですが、ぼくは今 「特定シーンの加工だけ」 に使っています。

  • 背景の不要物を消す
  • 被写体だけを別シーンに馴染ませる
  • 短いカットだけ世界観を変える

「動画を最初から最後まで作る」用途では使いません。あくまで局所的に、他のツールでは時間がかかりすぎる作業をRunwayにぶつける、という使い方。

これだとサブスク代の元はギリギリ取れているので、ブログのアイキャッチ動画やXに投げる短尺素材を作るときに重宝しています。

残したツール②:Pictory(記事 → 短尺要約動画)

Pictory は記事や台本から短尺動画を作るツールですが、ぼくはこれを 「ブログ記事の二次利用」 にだけ使っています。

書いたブログ記事を投げて、60秒の要約ショートを作る。XやInstagramに流す。リンクを貼ってブログに戻ってきてもらう、という導線。

ショート単体で収益化するのは諦めました(理由は前述)。ただ、すでにあるコンテンツを別フォーマットにリパッケージするだけなら、コスパはかなり良いです。

残したツール③:テロップ自動化系(短尺の日常会話用)

3つ目はテロップ自動化系のツール(種類はいろいろあるので名前は伏せます)。これは 「短尺×日常会話」 のときだけ使います。

長尺・専門ジャンルだと、誤字修正と話者切り分けで結局時間を食うので、自分で打ったほうが速いことが多い。短尺のVlog的なものや、Xに投げるリール風の素材を作るときだけ、テロップ自動化が圧倒的に効きます。

「全部AIに任せる」のはもう諦めて、「ここはAI、ここは人間」と工程を分割するスタンスに変えてから、ツールとの付き合い方が一気にラクになりました。

やめた後、ぼくが時間を振り直したこと

180時間を動画編集に使ったぼくが、その後どこに時間を振り直したか。

結論は AIライティング副業 でした。

理由は3つあります。

中断耐性が、会社員と相性が良い

動画編集は「作業を止められない時間ブロック」が長いんですが、ライティングは 10分からでも進められる 。本業のスキマ時間で進められるかどうかは、会社員副業にとって死活問題です。

ぼくは通勤電車・昼休み・夜の30分、みたいな細切れ時間を集めて回しているので、中断耐性が高いライティングのほうが圧倒的に積み上がりました。

単価の天井が、はるかに高い

ライティング側で本気を出すと、文字単価3〜5円のクライアント案件 や、自分のnote・ブログでのストック収益 に届きます。動画編集の単価上限と比べて、相当伸びしろがありました。

具体的なロードマップは別記事の AIライターで月10万円の3ヶ月ロードマップ にまとめています。

「AIで作れる」が、まだ価値として残っている領域だった

ここは矛盾するように聞こえるかもしれませんが、ライティングも徐々に「AIで作れること」自体の価値が薄まってきています。詳しい話は AIライティングが無価値化していく未来 に書きました。

ただ、動画と違ってライティングは 「個人の体験・視点・思考」 が乗りやすい。ぼくのように「会社員のリアル」を一次情報として書ける人にとっては、まだしばらく戦える領域だと判断しました。

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動画から文章へ、ぼくが時間を振り直してたどり着いた12ヶ月の全工程

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それでもAI動画編集を始めたい人への、3つの警告

ここまで読んで、それでも「自分はやってみたい」という人はいると思います。実際、動画が好きで好きで仕方ない人にとっては、稼げる稼げない関係なく続ける価値があるジャンルです。

そういう人に向けて、ぼくが先に踏んだ地雷を3つだけ共有しておきます。

警告①:最初の3ヶ月は赤字でOKと腹を括る

サブスク代(Runway・Pictory・編集ソフトなど)で、最低でも月5,000円〜1万円は飛びます。素材サイトや音源サイトを使うとさらに上乗せ。

最初の3ヶ月は「コスト>収入」で当たり前と腹を括ってください。ここで「今月赤字だ……」と動揺する人は、続きません。

警告②:ジャンルを最初に1つに絞る

雑食で量産するチャンネル運用は、もう完全に飽和しています。生き残っている個人発信者は、ほぼ全員 何らかのジャンル特化 で勝負しています。

  • 特定の趣味(釣り、登山、カメラなど)
  • 特定の職業(看護師、エンジニア、教員など)
  • 特定の悩み(節約、ダイエット、子育てなど)

「自分が3年話し続けられるテーマかどうか」が、参入時の唯一の判断基準だと思います。

警告③:動画単体で収益化を狙わない

YouTubeのAdSense単体で月10万円に届かせるのは、いまから始めるとかなり厳しいです。動画は 「他チャネルへの導線」 として設計したほうが、現実的に収益が立ちます。

  • 動画 → ブログ → アフィリエイト
  • 動画 → note → 有料コンテンツ
  • 動画 → LINE → 自分の商品
  • 動画 → X → 案件依頼

「動画を起点にして、別の場所で回収する」という発想がないと、再生数の波に振り回されて消耗します。

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動画編集が好きでやってる人は止めない。むしろ続けてほしい。けど「楽して稼げそう」で入る人には、いったん立ち止まってほしい。

もっと深く——ぼくが180時間で学んだことの全部

この記事は「やめた理由」と「それでも残したもの」に絞って書きました。

一方で、

  • 受注した案件のリアルな単価と納品時間
  • Pictory・Runwayを使い倒した中で見えた限界の境界線
  • ぼくが動画からライティングに移行する過程で組んだ仕組み
  • 撤退判断をするときに使ったセルフチェック表

このあたりは、ぼくの有料noteのほうに具体的な数字込みでまとめてあります。「動画系を始めようか迷っている」「すでに始めて手応えがない」という人には、最短で判断できる材料になると思います。

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まとめ:やめる勇気も、副業のスキルのひとつ

長くなったので、最後に要点だけまとめます。

ぼくがAI動画編集副業をやめた3つの理由

  1. 単価が、想像の半分以下だった(AIで時短できる前提が相場に織り込み済み)
  2. 競合が、半年で2〜3倍に増えていた(飽和フェーズに入っていた)
  3. AIの限界——編集判断は、結局人間がやる(最後の40%が一番重い)

それでも残した3つのツール

  • Runway(特定シーンの局所利用)
  • Pictory(ブログ記事の二次利用)
  • テロップ自動化系(短尺×日常会話用)

やめた後にぼくが振り直したこと

  • 中断耐性の高いAIライティング副業に移行
  • 動画系ツールは「補助」のポジションに格下げ
  • ストック収益が立つチャネルに時間を寄せる

副業の世界では「続けること」が美徳とされがちですが、ぼくは 「やめる勇気」も同じくらい大事なスキル だと思っています。撤退は失敗ではなく、自分の状態と市場を客観視できた人だけがとれる、まっとうな選択肢です。

AI動画編集が向いている人は、ちゃんといます。ぼくはそうじゃなかった、というだけ。

この記事が、これから始めようか迷っている人と、いま手応えがなくて立ち止まっている人の、判断材料のひとつになれば嬉しいです 🎬

公式ツールの最新情報はこちら

それでもAI動画編集に挑戦したい人、すでに動画系で動いていてライティング側にも広げたい人向けに、ぼくが今も使っているメインツールも置いておきます。

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※成果には個人差があります。本記事はぼく個人の体験と観測範囲に基づくもので、特定のツール・サービスを否定したり、特定の収入を保証するものではありません。サブスクや教材の購入は、ご自身の生活と予算の範囲で判断してください。

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